謹んで新年のご挨拶申し上げます。

本年も引き続きよろしくお願いいたします。

昨年は大好きな祖父とのお別れがありました。

弔辞を読んだので、思い出にこのブログに載せたいと思います。

大好きなおじいちゃんへ

 おじいちゃん、いままで本当にありがとう。

昨日おじさんから、おじいちゃんが1か月前に入院した時に私が書いた手紙を返してもらいました。

まさかこんな短期間でまた手紙を書くことになるなんて、思わなかったよ。

 私はおじいちゃんのことが大好きで、おじいちゃんの一番でいたくて、弟の〇や従兄弟の〇〇、おばあちゃんにまで焼きもちを焼いて、おじいちゃんが一番好きなのは私だよねと言うと、おじいちゃんはいつものように頑固一徹な顔をして、みんな平等だ!と言っていましたね。

その言葉の通り、おじいちゃんはみんなのことを平等に、深く、愛してくれていました。

 今年の初め頃、わたしが体調を崩して真っ先に電話したのもおじいちゃんでした。

おじいちゃんが退職するとき、画家の鹿内一生さんに描いてもらったという馬の絵に向かって、私をどうか守ってくださいと伝えて、と電話で訳の分からないお願いをしたのに、おじいちゃんはそれをちゃんと守り、絵の前に立って手を合わせて、梢のことを守ってください、お願いしますと口に出してくれていたとおばあちゃんから聞きました。

真面目でまっすぐなおじいちゃんが大好きでした。

 おじいちゃんはお母さんと同じく卓球をしたり、麻雀をしたりと元気だったけれど、2年前に肺炎で体調を崩してからは、ずっとおばあちゃんのことを心配していましたね。

俺はもう連れていけないから連れて行ってくれと、おばあちゃんが希望する長野旅行へおばあちゃんとお母さんと私の3人で行きました。

その旅行をすごく喜んでいてくれたよね。

おじいちゃんと最後に会った時、もう1回旅行に連れて行ってくれと言っていましたね。

その約束は必ず果たすから、天国から見守っていてください。

 おじいちゃんは88歳になったら、家族、親族みんなを招待して、生まれ故郷の鳴子の温泉で宴を開きたいと言っていたよね。

おじいちゃんの願いは、家族、親族、全員が仲良く、健康でいることだと思います。

その様子を空の上から温かく、見守っていてください。

おじいちゃん、今まで本当にありがとう。

大好きだよ。

羽笛(うてき)より

こんな弔辞を読みました。

私は本当におじいちゃんっ子だったし、統合失調症になったとき、電話をして訳の分からない話を全部受け止めてくれたのもおじいちゃんでした。

なのであれから1年も経たずにお別れしなくてはならないとは思ってもいませんでしたし、本当に悲しかったです。

いまは少し時間がたって、心の中も整理出来てきています。

ドクターからは、減薬を考えていたけれど身内の不幸があると心身に不調をきたしやすいから減薬はやめておこうと言われて、現状維持のままです。

こうして自分の心に影響を与えることが起きたタイミングでの治療方針の転換はしない方がいいと思うので私も納得です。

そろそろ統合失調症になって1年が経とうとしており、母は減薬、そして断薬を夢見ているようです。

いまは私も断薬しても大丈夫なのでは?と思うほど普通の生活が送れていますが、1年ぶりに話す人などには大丈夫?と声をかけられ、あぁ私はやっぱりあの時おかしかったんだな、迷惑をかけたんだな、と思うと簡単に断薬していいものかと考えたりもします。

なので、ドクターと相談しながら慎重に治療を続けていこうと思っています。

皆さん本年も引き続きよろしくお願いいたします!

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